ドリアデ(driade)について

1968年、イタリア・ミラノの南東部に位置するピアチェンツァで、ドリアデは設立されました。創業者であるエンリコ・アストリと彼の妹アントニア・アストリがデザインを担当し、エンリコ氏の妻であるアデライデ・アチェルビが広報とPRを担当する家族経営の会社は、1968年のミラノサローネで「Driade1」というコンテナシステムで鮮烈なデビューを果たしました。

ドリアデの歴史は、デザイナーとのコラボによって築かれてきました。ドリアデは創業当初から、イタリアの著名なデザイナーとのコラボを成功させてきました。名だたるデザイナーとのコラボレーションにより、ドリアデは8回もコンパッソ・ドーロ賞を受賞したロドルフォ・ボネットや、エンツォ・マーリ、ナンダ・ヴィーゴ、レラ・ヴィッネリなどの作品を世に送り出しました。

ドリアデは2012年に倒産の危機に直面しましたが、イタリア・クリエーショングループによって買収され、ブランドは存続しました。そして2018年には50周年を迎え、2019年には新たなアートディレクターとしてファビオ・ノヴェンブレ氏を迎え、今後もインテリア業界での活躍が期待されています。

ドリアデの名作

NEOZ チェア

NEOZ チェア

NEOZは1992年に登場した、パリ生まれのインテリアデザイナー、フィリップ・スタルクによるチェアです。スタルクは世界中のホテルの内装や外装を手がけ、ファッションブランドとのコラボレーション作品も多数制作しています。このチェアは、マホガニーの自然な風合いを生かしたモダンなデザインが特徴です。

メリディアナ チェア

メリディアナ チェア

メリディアナ(MERIDIANA)シリーズは、フランスのデザイナー、クリストフ・ピエによって手がけられました。クリストフ・ピエは1959年生まれのプロダクトデザイナーであり、1986年にはドムスアカデミーのマスターとしての地位を築きました。このシリーズは、4本脚のスツールの上にポリカーボネートのシェルを載せた、スタイリッシュで個性的なチェアです。

アウトインチェア

アウトインチェア

アウトインは、エウゲニ・キレとフィリップ・スタルクによるコラボレーション作品で、ポリエチレンの塊から形を成形する独特の手法で製作されました。このハイバックチェアはシンプルながらも、エキセントリックな要素を感じさせるデザインです。また、紫外線対策が施されており、屋内から屋外まで幅広く利用できる機能性も備えています。

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