新しいAVアンプへつなぎ替える前に、古い本体を工場出荷状態へ戻した。ところが査定で「各入力から音が出ていたか」「測定マイクはあるか」と聞かれても、もう確かめられない。AVアンプは設定項目が多いため、個人情報を消す前に、接続中だから分かる動作と付属品を記録する順番が大切です。
前面の型番と背面の接続を、外す前に撮る

本体の型番、製造番号、定格、背面端子の全景を撮影します。HDMI、スピーカー、サブウーファー、アンテナ、ネットワーク、外部機器のどこを使っていたかが分かるようにします。ケーブルへ番号を付ける場合は、本体へ粘着跡を残さない方法を選びます。
端子の曲がり、ねじの欠品、ほこり、さびも写します。通電中に背面へ手を入れず、配線を外す前に主電源を切り、説明書どおり待ちます。大型ラックから一人で手前へ引き出しません。
初期化より先に、普段使っていた音を短く確かめる

よく使う入力、左右のフロント、センター、サラウンド、サブウーファー、映像出力を短時間確認します。全端子を無理に試す必要はありません。音切れ、ノイズ、特定チャンネルの不調、保護回路の表示があれば、その条件を記録します。
スピーカーやケーブル側の不具合もあるため、一度の症状だけでアンプ故障と断定しません。最後に正常に使った時期、普段の構成、再現した入力を伝えると、査定側が状態を理解しやすくなります。
ネットワークと名前の設定を整理してから初期化する

Wi-Fi、有線LAN、Bluetooth、ストリーミングサービス、アプリ、音声アシスタントとの連携を確認します。自宅のネットワーク名、アカウント、部屋名など、次の所有者へ渡さない情報を解除します。メーカー取扱説明書にある初期化の注意も確認し、使っている機種の公式手順に従って必要な場合だけ本体を初期化します。
初期化は元に戻せない設定を含むため、動作記録の前に行いません。機種ごとに操作が異なり、似た型番のボタン手順を流用しないことも重要です。解除後は自宅のネットワークへ自動接続しないかを確認します。
測定マイクと専用リモコンは、代用品を混ぜない

純正リモコン、音場測定マイク、FM/AMアンテナ、無線アンテナ、電源コード、説明書、元箱をそろえます。見た目が似たリモコンやマイクは型番を照合します。電池は液漏れ防止のため外し、端子に腐食がないかを写します。
家電・電化製品の買取で確認される内容を見ながら一式を整え、出張査定の見積りへ型番、動作、初期化、欠品、ラックからの取り出し条件を伝えます。
まとめ
AVアンプを売る前は、接続中に型番、背面端子、普段使う入力、各チャンネルの音と映像を記録します。その後でネットワークやアカウントの連携を解除し、公式手順で初期化してください。純正リモコン、測定マイク、アンテナをそろえ、欠品や不調を正直に伝えると、個人設定を残さず動作根拠も失わない査定準備になります。