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親のためにできることはしっかりした入所施設選び

夫婦で二人暮らしをしていたけれど、配偶者が亡くなって一人では家の中を維持していくことができない老親が一人残った場合、子としてできることは親を引き取って一緒に生活するか、あるいは老人ホームという施設に入所してもらうかの二者択一となります。本人に、もう一人で今の家で暮らすことはできないという気持ちが芽生え始めたのなら、子供としては真剣に親のこれからの住まいを考える必要があります。自分の親であれば、できれば自宅に引き取って家族としてともに暮らしたいという気持ちを持つ人が多いでしょうが、子供には子供部屋があるのが当たり前の今の時代、しかも、自分の親の面倒を主になって見てくれるのは妻ということであれば、妻がうんと言ってくれなくては、いくら大事な親と言えども引き取ることは困難です。そうなると金銭的には持ち家を手放し、受給している年金で施設に入ることが可能だということであれば、施設入所を選択する以外にないといえます。親も、そのことは十分に分かっているでしょう。自分自身も、息子のお嫁さんの世話になることは、息子をつらい目に合わせることになると分かっているからです。

子供としてできることはしっかりとした施設選び


特別養護老人ホームの順番待ちは40万人以上とも言われており、とても入所はかないません。もし、入所するのが父親で、厚生年金受給者であれば、毎月の必要な費用は年金で賄えることでしょう。そこで、年金で賄える施設を探すところから始まりますが、最初に高額の入所費用が掛かるところもあれば、いらないところもあります。一般的に高額の入所費用が掛かるところは設備も豪華で、介護職員だけでなく看護師が24時間常駐するなど、厚い世話を受けられるのが特徴です。
ただ、入所に必要なお金は数千万円にもなることが珍しくないため、貯金を引き出したり、持ち家の売却代金などを工面するには、どうしても子供が動いて手配をしなければならないことが増えてきます。入所に当たって必要な大金を用意できない場合は、毎月の利用料が年金で賄えるところを選ぶことになります。昨今、最も増えているのがこのタイプの有料老人ホームで、20万円以下の料金で入所できるところから、毎月20万円以上は必要というところもあります。親の様子をこまめに見に行くつもりであれば、行きやすいところにあることも条件となってきますので、多方面から検討することが大事です。

何に気を付けて施設を選ぶべきか


いったん施設に入所したら、よほどのことがない限り、そこが終の棲家となってしまうでしょう。その場所が快適でないと、親に最後の最後までつらい思いをさせてしまうことになります。そのため、ホームページやカタログなどを見ただけで良さそうだと決めるのではなく、実際に見学させてくれるところを選ぶのが必須条件となります。しかも、見学は何日の何時から何時までと決めているところではなく、いつでも好きなときに来てくださって構いませんというところを選ぶ方がいいのは確実です。いついつ、何時にお越しくださいと決めるということは、そのときだけ職員の数を増やしたりして、非常に丁寧な介護をしているように見せかける可能性があるからです。それに対して、いつでも自由に来てもらって構いませんというところは、いつ見学に来られたとしても、普段から手厚い介護に自信を持っていることの証といえます。いわば、抜き打ち調査をされても自信を持って対応できるという施設ですので、こうしたところを選んだ方がいいのは確かです。

見学の際に見ておくべきところは?


見学に行ったら、漠然と施設内を見て回るのではなく、そこで働く職員や入所者の様子をしっかりと観察します。また、建物内は清潔か、不快なにおいはしていないかなどもチェックするようにしましょう。そのうえで、入所している人たちがみんな笑顔で穏やかそうにしていたり、個別に用意された部屋にいるのではなく、日中はみんなが集まって団らんしているようなところがいいでしょう。また、職員はてきぱきと元気に働き、入所者のちょっとした動きにも注意を払ってすぐに対応しているところは、安心できます。入所者がリビングに集まってはいても、みんな元気のない顔でぼんやりと黙り込んでいる場合や職員があまり見当たらないといったところはやめておいた方がいいといえます。


入所してしまうと、それからあとで今一つだと分かったとしても、なかなか変わることができないのが実情です。そのため、親のためにしっかりとした入所施設を選ぶのは、子供が親にできる最後の贈りものといっていいでしょう。施設に入所するとなると、ごくわずかなものしか施設には持ち込めなくなりますので、必然的に生前整理を行うことになります。親に悲しい思いをさせない生前整理が行え、つらい生活にならない入所施設を選べるかどうかは、子供がどれだけ頑張るかにかかってくると言っても過言ではないのです。

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